アマンプロへの道程
JL741便でマニラへ向かいます。東京発でアマンプロへ当日に到着するにはこの便か、成田空港を同時刻に出発するフィリピン航空431便、羽田発NH869便のいづれかを利用することになると思います。
JL741機内へ
JL741は63番ゲートからの出発でした。ラウンジからすぐです。
階段を降りたところがゲートです。この辺りも第一ターミナルとは違っていて新鮮な感じです。定刻に搭乗が開始され、優先搭乗で機内へ向かいます。
今回お世話になるのはボーイング767-300ERです。
ボーディングブリッジはひとつです。
スカイスイートII(SKY SUITE II)の座席
マニラ行きボーイング767-300ERのビジネスクラスはスカイスイートIIで、1-2-1×6列の計24席です。エコノミーは2-3-2の配列で計175席です。奇数列の窓際席は窓側にサイドテーブルがあるので、座席は窓から少し離れています。本当の窓際席がよければ偶数列を指定しましょう。この便のビシネスクラスは空席が1つだけでした。
今回は往復とも6Aの座席を指定しました。ブリティッシュ・エアウェイズのマイルでJALの特典航空券を予約した際の座席指定の方法はこちらを参照してください。
あこがれのアマンプロへのフライト予約 現在アマンプロへの旅行準備中です。フィリピンのマニラまでのフライトを予約します。アメックスのポイントをBAのマイルに移行して、BAのマイルでJALのビジネス特典航空券を予約したいと思います。なぜブリティッシュ・エアウ... ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイルでJALの特典航空券を予約して座席指定も... - www.luxtravel2017.info |
座席に毛布、スリッパ、ヘッドフォンが置かれています。枕は低反発性のもので使い心地が良かったです。さっそくスリッパに履き替えます。
タッチパネル式15.4インチモニターです。大きくて見やすいですね。搭乗直後から降機するまでエンターテイメントを楽しめます。子供達はさっそく映画を見はじめていました。モニターの左下にはマルチプラグ対応の電源が、右下にはUSBポートと映像入力端子があります。モニターの下にテーブルが収納されていて手前に引き出して観音開きに開くとデーフル完成です。食事の最中でも右側をたためば簡単にトイレに行くことができるのがいいです。
モニターの下は前の座席のサイドテーブルの下にかなり深く入り込んでいて、フルフラットになるスペースが確保されています。右手の床の近くに靴を収納すると思われるスペースがあるのですが、狭くてはいりません。mofはモニターの下のスペースの一番奥に置きました。
シートコントローラーは比較的単純なものです。中距離路線だし、あまりこだわらないmofとしてはこのくらいが使いやすくていいと思います。足当ての部分だけ独自に動くのでどのポジションでもふくらはぎをシートに乗せておくことができて楽でした。マッサージ機能が付いていて、腰のあたりをグリグリしてくれます。左上の青いボタンでグリグリする位置を調節できます。
肘掛の蓋を開けるとモニターのコントローラーがあります、モニターはタッチパネルですが、リクライニグしたときはこちらのコントローラーで操作します。
サイドテーブルは広くて便利です。
中央の取っ手を引いて扉を開けると収納と、下の方にヘッドフォンのジャックがあります。これ、わかりにくかったです。扉の下にすきまがあるのでヘッドフォンコードをそこに通せば扉を締めることができます。扉を90度開いておくとパーテーションになります。
アメニティーはCAさんが歯ブラシ・アイマスク・耳栓をガゴに入れて回ってくるので必要なものをもらいます。
6Aの窓からはエンジンがこのように見えます。定刻に駐機場から移動を開始しました。離陸待ちも少しで離陸しました。3機後ろに同時刻発のフィリピン航空の機体がありました。
余談ですが、マニラ行きのビジネスクラスは仕事ではなさそうなおじさんグループが目立ちました。往路も復路もおじさん達は座席を間違えてmof家の座席に座っていました(笑)。
機内食
機内食と飲み物のメニューです。mofは和食を頼みました。おじさん達に人気なのか和食が売り切れで変更を提案され、子供が洋食に変更しました。現在JAL中長距離国際線ビジネスクラスでは機内食の事前予約が可能です。JALのホームページでメニューを確認して、食べたいものがあったら予約詳細画面の搭乗便に表示される「機内食予約」ボタンから申し込んでおきましょう。
飲み物はブラディーメアリーとシャンパンと獺祭をいただきました。最近どこでも獺祭ですよね。食事も飲み物も機内食として十分美味しかったです。やはり日本の航空会社の機内食はいいですね。写真撮り忘れました。
復路の機内食のメニューです。復路は洋食を選択です。
鶏胸肉のコルドンブルーです。パンも美味しいです。メインの皿の左のポテト?料理は微妙でした。南アフリカの赤ワインが美味しかったです。マニラ線にはチーズやうどんですかいなどがある「お好きな時に」のメニューはありませんでした。
食事をしながら「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」を観たら、少し昼寝です。フルフラットにした状態です。フルフラット時のシート幅は52cmで、スカイスイートの65cm、ANAビジネススタッガードの67cmと比べると狭いです。中距離路線で少し休むには十分です。
オムツ交換のできるトイレです。最後まで清潔でした。ウォシュレットはありません。歯ブラシとマウスウォッシュが置いてあります。ビジネスクラスは24人に対して2つのトイレがあるので、トイレ待ちをすることはありませんでした。
マニラ到着
ほぼ定刻にマニラ空港に着陸、4時間24分のフライトでした。食事をして映画を見て少し寝たらもう到着です。フリピンの入国カードはシンプルで、滞在先などを書く必要はありません。税関申告書も申告するものがなければ記入する必要はありませんし、日本人は出国カードもありません。
ビジネスクラスで先に降機したためもあるのでしょうが、入国審査は待なく通過です。滞在日数とどこに泊まるかを聞かれました。荷物もすぐ出てきました。税関もいるのかいないのかわからないくらいの感じでフリーパスでした。
制限エリアを出ます。アマンプロのお迎えはいるでしょうか。
感想
マニラ線はANAのビジネスクラスだとボーイング787-8のビジネスクレードルです。ビジネスクレードルも悪くはありませんが、座席はフルフラットになるJALに軍配があがります。やはりJALのCAさんはANAと比べて年齢が高めでしょうか。ちょうどよい間合いの接客で満足できました。